ジビエ浦ノ内企業組合について
「獣害対策で狩猟された後、自家消費されずに廃棄されるイノシシ。それをなんとか活用できないか」
浦ノ内の猟友会メンバーはずっと思っていました。
そこで有志で協力して猪肉解体施設を立ち上げ、イノシシジビエを販売する事業を興しました。
こうして2020年4月発足したのが『ジビエ浦ノ内企業組合』です。
企業組合が捕獲されたイノシシの持込料を支払うことにより、
狩猟者は自治体からの報奨金に上乗せした収入が得られる形になります。
これにより狩猟者のモチベーションアップ、および若手の参入推進を目指します。
農業・漁業イメージがある須崎市で、新たに『イノシシジビエ』をブランド化し、
浦ノ内のさらなる活性化につなげます。
飲食店の少ない浦ノ内に、猪肉を取り扱うジビエレストランを作ることも企業組合の夢の一つです。
私たちは『イノシシジビエ』の専門家です。浦ノ内のイノシシ
『ジビエ浦ノ内企業組合』のスローガン、「猪わたる横浪三里」の由縁でもある浦ノ内湾は湾口から湾奥までが三里(約12km)あり、枝湾が入り組んだ地形をしています。
このため外海に比べ波がとても穏やかで、ドラゴンカヌー、オープンウォータースイミングの大会が開かれているほど。
そして実は……イノシシが泳いで渡っていく姿もよく目撃されているんです!
また他地区のイノシシと比較して、海産物を多く食べていることも分かっています。
ジビエ浦ノ内企業組合の解体施設には、こうした浦ノ内地区を中心としたイノシシが持ち込まれています。美味しいイノシシジビエ
私たちは狩猟後すぐに血抜きして2時間以内のイノシシしか狩猟者から仕入れません。
猪肉が獣臭くなる理由は血液にあります。
⾎抜きなどの下処理がきちんとされたイノシシを、衛⽣管理の徹底された解体施設でジビエに加⼯します。「ジビエ」と聞いて、特別な料理方法が必要だと思っていませんか?日々のお肉料理に、お気軽に使っていただけます。
猪肉は、豚肉よりも味が濃厚で脂っこくなく、シンプルに焼肉にするだけで美味しくお召し上がりいただけます。
特に、ソテーやシシ汁、すき焼き等に使っていただくのもおすすめです。ローススライス
猪肉ソーセージ
ジビエ浦ノ内企業組合の設備
当施設には猪の持込から製品化までを一貫して行える以下の設備が揃っています。
安全・安心のイノシシジビエを提供できる重要な施設です。1. 荷受け・洗浄室
持ち込まれた猪を高圧洗浄し、泥などの体表面の汚れを落とします。
2. 1次処理室
猪を懸ちょうして剥皮、内臓を取り出し枝肉とします。その後、冷蔵室で3~4日ほど冷蔵熟成します。3. 2次処理室
熟成後の枝肉から骨を外し、各部位ごとに分けます。4. 梱包室
部位ごとの肉を真空包装したのち、金属検出機に通します。そして急速冷凍し、チルド製品化します。スライス製品の場合には後工程でスライスします。冷蔵熟成室
梱包室
金属検出機
お問い合わせ
ジビエ浦ノ内企業組合へのお問い合わせは下記のフォームよりお問い合わせください。
個別にご対応いたします。
猪肉にご興味をお持ちの飲食店様には、サンプルを送付させていただきます。ぜひ一度ご連絡くださいませ。
ジビエ浦ノ内企業組合
住所:〒785-0163 高知県須崎市浦ノ内東分2811−1 TEL:0889-49-0144
Mail:gibier.uranouchi◎outlook.jp(※◎を@に変えてください)
©️ジビエ浦ノ内企業組合